
アスリートなら「今より上に!」
これを目指して日々努力しているはずです。
筋トレやエクササイズ、技術練習など手段は様々でしょう。
それと合わせてスポーツ障害、ケガとの戦いでもあります。
これをご覧のあなたもスポーツ障害を抱えながら練習に励んでいるかもしれません。
その痛みの理由。
【あなたの体が本来持っているチカラを発揮できないでいる。】
それだけなのです。
どうすれば体の潜在能力を発揮できるようになるのか、どうして痛めてしまうのかなど。
今回はアスリート必見の内容でお伝えしていきます。
※更新履歴 3/27 無料勉強会開催日程更新しました。
4/10「膝の痛み」更新しました。
5/8 運動選手の症例1更新しました。
5/29 運動選手の症例2更新しました。
10/13 動作改善アカデミーリンク
目次
1 筋トレをしてはいけない!1.1 アスリートはなぜケガをしやすいのか?
1.2 痛みが出る本当の理由
2 スポーツ障害を予防するために
2.1 膝の痛み(オスグット病、ランナー膝、鵞足炎など)
3 アスリートの潜在能力を引き出す方法
4 運動選手の症例
4.1 重度の頭痛が悩みの10代の男の子《空手経験者で砲丸投げの選手》
4.2 練習中のふらつき・姿勢が悩みの10代の女の子《バレエ》
5 まとめ
6 スポーツ障害を予防しパフォーマンスを上げたい方へ
6.1 【埼玉新聞社後援】重心を意識すればアスリートの体は変わる無料勉強会
筋トレをしてはいけない!

筋トレをしてはいけない!
こう言われてどう思いますか?
「何をバカなことを…」と思うかもしれません。
もちろん、これは「絶対に」してはいけない。
というわけではないのです。
なぜアスリートはケガをしやすいのか?

大切なのは「順番」です。
スポーツにおけるケガが多いのは大きく分けて2つの理由が考えられます。
- 他人との予測できない接触
- 体への負荷が大きい
この2つです。
そして、この2つを解消するためにアスリートは筋トレをすることで筋力を上げて耐えられる体を作ろうとします。
これは半分正解で半分間違いです。
実は筋トレから始めてはいけないのです!
痛みが出る本当の理由
そもそも骨を折ったりしたならともかく、なぜ急に痛みがでることがあるのでしょうか?
それは体のゆがみが大きく影響しています。
痛みとは、体がゆがんいることを教えてくれるサインなのです。
これ以上この状態で動くを危ないですよ。
と体は教えてくれているんですね。
痛めた!→筋トレしなければ!!
という流れは危ないと思いませんか?
これでは痛めた原因はそのままに筋力アップさせたことにより、余計な負担までかかってしまいます。
まずは、体のゆがみをどうにかすることが先なのです。
スポーツ障害を予防するために
スポーツをする上でスポーツ障害を予防することはとても重要なことです。
どんなに技術的にも体力的にも優れている選手だろうと、スポーツ障害で動けなければ「優れた選手」とは言えません。
「ケガさなければ・・・」
後悔しないためにも予防する術を知っておくべきです。
膝の痛みは膝のせいじゃない!?(オスグット病、ランナー膝、鵞足炎など)

アスリートの膝の痛み。
膝が悪いわけではないということはご存知でしたか?
膝の痛みもいろいろな病名が痛む場所に応じて存在します。
成長期の子どもに多い「オスグット病」。
オーバーワークで生じると言われる「ランナー膝」「鵞足炎」。
実は痛む場所、炎症を起こしている筋肉の違いこそあれ大きな原因は変わりません。
まず、「膝関節への負担が著しく増えている」ということ。
膝関節は本来上下にある股関節、足関節と一緒になって動きます。
そこを筋肉がサポートすることでスムーズに動く。
そのシステムが崩れてしまうと膝単体への負担が増えオーバーワークを起こしやすくなっているのです。
なぜそのシステムが崩れるかというと・・・。
「姿勢の悪さから背骨がゆがみ、足がうまく動かせなくなってしまう」ことが根っこの原因なのです。
これが分かっていれば、膝の痛みをとるために湿布や注射をしてもしっかり治らない理由もお分かりいただけるでしょう。
膝の痛みは成長期のせいでも、膝のせいでもないのです。
ご自身の姿勢を確認してみてください。
アスリートの潜在能力を引き出す方法
痛みが出にくい=ケガが予防できる。
こういった状態を作ることは実は体の本来のチカラを引き出すことにも大切なのです。
ゆがんでいる状態は実は筋力も本来のレベルで発揮出来なくさせてしまいます。
それがこちらの動画です。
これだけ違うのです!
ゆがみが解消されることで本来持っているチカラが発揮されるので、体に無理な負担をかけることなく筋力が上がります。
それだけではありません。
- 速く動けるようになる
- 疲れにくくなる
- フォームが安定する
と言った嬉しい効果までプラス。
筋トレはこれからでも遅くはありません。
何より筋トレをしなくてもあなたはもっと動けるはず。
ご自身も気づいていないだけ。
とてももったいないことだと思います。
運動選手の症例
重度の頭痛が悩みの10代の男の子《空手経験者で砲丸投げの選手》
空手経験者で砲丸投げの選手の男の子です。
一番の悩みは競技中のものではなく、普段の重度の頭痛。
ひどい時期は1カ月近く学校を休みがちになるレベル。
ただ、根っこの問題は姿勢が崩れ、背骨がゆがんでしまっていること。
これが体の安定感にも影響してしまっているのです。
頭痛の症状が落ち着くと、動きの安定感も増し、パフォーマンスも上がっていきます。
動画でその違いをご覧になってみてください。
練習中のふらつき・姿勢が悩みの10代の女の子《バレエ》
バレエの練習中止まらなければいけないところで体がふらついてしまう。
真っすぐしているつもりでも姿勢を注意される。
これはやる気や筋力でどうにかなる問題ではありません。
体が自分を支えられなくなっているのです。
聞いてみれば、足の痛みや頭痛など様々な体の症状も隠れて抱え込んでいたようです。
姿勢は気持ちの問題ではありません。
もっと効率的に本来持っているチカラを引き出してあげることができれば、自然と支えられる体になっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたの体はあなたが思っている以上にチカラを発揮できずにいるのです。
私が現段階(2019年5月)でアスリートの方に気をつけてほしいを思っている大きな理由としては、
- 能力向上にもケガ予防にも筋トレは第一選択しではない
- どれだけ自分の体を100%動かせるかが大切
- 道具も筋力も自分の能力を補うためのもの
- 決してケガをしたところだけが悪いわけではない
という事を意識して練習してほしいからです。
ぜひ、あなたの体の潜在能力を100%引出し今より上を安全に目指してほしいと心から思います。
スポーツ障害を予防しパフォーマンスを上げたい方へ
ここでは公開していないパフォーマンス向上の秘訣を個人・チーム単位で講座を開催しています。
筋力を上げるためのトレーニングではなく、体の使い方を改善させるのです。
動作改善アカデミー
体の使い方を変えることで、体が本来持っている能力を最大限発揮出来るようにしていきます。
最大限発揮した能力を2軸動作を学ぶことで効率的に使うことができるようになるのです。
詳しくは動作改善アカデミー専用ページをご覧ください。